風邪
1



「ごほっごほっ」


「大丈夫か??」


すごく辛そうに咳をする君。

僕は心配でたまらない。

けど君はいつも


「大丈夫だよ。

すぐ治ると思うし。」


って決まって言うんだ。

でももっと甘えて欲しい。

頼って欲しい。

だからちょっとだけ

いじわる言わせて。


「じゃ帰るよ。」


僕がベットから離れようと

すると君は


「待って!あの…やっぱ大丈夫

じゃないから………

そばにいて??」


ぎゅっと僕の袖をつかんで

かすれ声で言う君。


「涙目で上目づかいは反則。」


あんまり君がかわいいから

ついつい抱きしめてしまった。





< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

★
poco/著

総文字数/41

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
あなたへ
poco/著

総文字数/1,126

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop