ハピネス 〜女になった私〜



「こんな所で何やってんの?」



突然現れた私達に、振り向いた二人はまた気まずそうに顔を合わせた。




「未希、ごめん。ちゃうねん、ホンマあの子らとは何でもないねん。」



「マジ何もない。」


必死な姿に、舞が隣でため息を漏らした。


「もういいよ。今回だけは許してあげる。こんなの来年まで引きずっても仕方ないしね。」



その言葉を聞いて、拓くんは安心した様に舞に抱きついた。


まだ不安顔のノブくんが私に近づく。



「未希は?まだ怒ってる?」



「もう怒ってないよ。仲直りしよ?」



そして私もノブくんの腕の中。



「な?やっぱ未希やろ?」



「絶対、舞だって!!」



頭の上で聞こえた会話に、また舞と二人で笑った。




.
< 165 / 230 >

この作品をシェア

pagetop