ハピネス 〜女になった私〜
「こんな所で何やってんの?」
突然現れた私達に、振り向いた二人はまた気まずそうに顔を合わせた。
「未希、ごめん。ちゃうねん、ホンマあの子らとは何でもないねん。」
「マジ何もない。」
必死な姿に、舞が隣でため息を漏らした。
「もういいよ。今回だけは許してあげる。こんなの来年まで引きずっても仕方ないしね。」
その言葉を聞いて、拓くんは安心した様に舞に抱きついた。
まだ不安顔のノブくんが私に近づく。
「未希は?まだ怒ってる?」
「もう怒ってないよ。仲直りしよ?」
そして私もノブくんの腕の中。
「な?やっぱ未希やろ?」
「絶対、舞だって!!」
頭の上で聞こえた会話に、また舞と二人で笑った。
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