7月7日、逢いたくて
*prologue*


―――7月7日。




いつか出逢えると信じてた。


…ううん。
そう、信じたかった。




だってあなたの言葉は
あの空に輝く、星のように

いつもキラキラしてたから。



いつも、優しかったから。






「…やっと、会えた。」


だから
この涙を天の川に浮かべて。



この想いを
夜空に散りばめて。









あなたに、会いに行くわ。











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