虹のかなた〜Second Love〜(実話)
〜第十章〜 小さな宝


同棲してからのあたし達は日々結婚式の準備に追われていた



『智也、お弁当♪ケガしないでね』


『あぁ!ありがとうな♪今日も式場で待ち合わせだな。行ってきます!チュ』



智也を見送り、いつものように家事をしながら仕事の準備をしていた





天気いいから洗濯済ましちゃお♪



洗濯カゴを持ち上げた時だった



ズキン…ズキン…


下腹部に違和感を感じた



痛っ……




まさか……




あたしはこの身に覚えのある痛みに恐怖を感じた










< 75 / 100 >

この作品をシェア

pagetop