純白小悪魔 [仮]
「あなたには
関係ないでしょ
知り合いじゃないし
大体どうして
ここにいるの?
もしかしてストーカー?」
思いっきり
疑いの眼差しを向ける
『ははっ
酷いなあ〜
たまたま同じ
電車に乗っただけだよ』
ドキッ
(また..)
無邪気な笑顔で
話してくる男に
あたしの鼓動は
再度早まる
あたしはその気持ちを
隠すようにして
男から離れた場所に
座り直す
多分
いや、絶対
この男不審者だ
もしかしたら
他店やキャバクラの
勧誘かもしれない
.