純白小悪魔 [仮]












服を脱いで
あたしも浴室に入る












ガチャッ











『どし…た…』











イチは驚いたような
顔をした











まるであたしが
入ってくるなんて
予想していなかった











そんな顔だった











『何…なんで…?』












イチは動揺し
あたしから
顔を逸らした











あたしはイチの
言葉を無視して
イチの傍に
近寄った











イチの横に
しゃがみ込むと
仕事をこなすように
イチの身体を洗った











イチはその間
一度もあたしを
見なかった












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