純白小悪魔 [仮]
今度は丁寧に
イチの身体を拭き
イチを部屋に
行かせてから
あたしも身体を拭く
あたしが部屋に行くと
イチは下着を
はいていた
(何こいつ
したいんじゃないの?)
ベッドに座って
テレビを見ているイチ
あたしはタオルを
洗面台に置き
イチの元へ向かうと
イチの足に跨がり
キスをした
『ん…やめ…っ…
や…めろって』
イチはあたしを
無理矢理引き離すと
あたしを見つめた
『なんでこんなことすんの?
俺そういうつもりで
来たんじゃないよ
そういう風に見えた?
家に帰れないぶん
くつろげるとこって
そう思って…』
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