ひまわりとタンポポ
「なんか…優太が帰って来たみてーなんだよ…」
「……。」
あー…なんかガキっぽい
けど、これだけは譲っちゃいけねー気がする…
俺は俯いたまま沈黙の中で座っていた。そしたら後ろから小さくため息が聞こえてきた。
「何があったかよー知らんが…怒られても知らへんぞ…」
「えっ!?じゃあ…」
「空…だっけ?この優助っちゅー奴の面倒はアンタが見ろや!」
龍太郎は鼻で笑うと「勿論俺も居るからな!」と念押しに言った。
「優助…良かったな…」
「おぉ…」
部屋の奴らには友達ができたからって言い訳して逃れた。まぁ、先高が来たら言い訳してもらえばいいか…
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「ぷはぁ〜!!!」
空は一回お湯の中に顔を沈めると息が続かなくなった頃に顔を上げた。
「やばい!ちょー気持ちぃ♪」
空は1人で風呂の中を泳ぎまくってた。そんな空をほっといて俺と龍太郎は岩風呂の岩に背中をかけて話していた。
「なぁ、優助って何者なん!?」
「…人間」
「ちゃうって!だって優助が皆に風呂まだ入って来んな言いたら皆従ったやんか…」
俺が何て答えるか迷ってたら空がこっちに向かって泳いできた。