Sweet Kiss
「降りるよ。足元、気を付けてね」
そう言う楓臥は、まさに王子。
いや、役割的には騎士(ナイト)かな?
とか思いつつ見上げた建物は・・・
「てっぺん見えません・・・」
高さのあまり、一番上が見えない。
唖然としている私を引っ張って、王子はスタスタと中へ入っていった。
「貴族のお屋敷ですか・・・?」
貴族のお屋敷なんて見たことないけれど、もしあるとしたらこんな感じだろう。
キラキラ輝くシャンデリア。
アンティーク調の、いかにも高級そうな家具。
五つ星ホテル以上ですよ・・・(見たことないけど)
またまた唖然としている私を引っ張って、王子はさらに進む。