Sweet Kiss
「教室行くぞ」
教室っ!?
王子と一緒に!?
ジョ~ダンじゃないわよぅっ?(なぜかオカマ風)
“藍堂楓臥・親衛隊”のみなさまに八つ裂きにされるッ!!
「あっ・・・私、トイレ行ってくるから先行ってて」
ナイス言い訳!!
と、一人でガッツポーズ☆
さて、どこで時間を潰そうか・・と考えていると、後ろから声がした。
「あの・・・もしかして、特進クラスの橘美雨さんでは?」
鈴を転がしたような、かわいい声に振り向く。
そこには、
日本人形っ!!?
ではなくて、
ぱっちり二重の大きな瞳
腰までのびた、サラサラストレートの黒髪
小さく、ぷっくりとした唇に
ほんのり紅をひいた女の子がいた。
かっわい~い♪
パッツンの前髪が、これほど似合う子は見たことがない。
「あ~!やっぱり。
私、白川 雅(シラカワ ミヤビ)と申します。
同じ特進クラスですの。
よかったら、教室までご一緒しませんか?」
“か?”のところでかわいく首をかしげる姿・・・
かわいらしすぎて、反則ですッ!!
「本当?ありがと~♪
アイツと一緒に行くのもコワいけど、
一人で教室いくのも心細かったんだ」