月に、想う LAST LETTER

そうそう。

あの後涼ちゃん、私のわがままに付き合って怒られてたよね。

どうしても一人になりたくなくて、帰ろうとした涼ちゃんの服を掴んで『帰らないで』って私が言って。

そしたらあっさり『いいよ』って、涼ちゃんは笑った。

望遠鏡ごと私の部屋に来てくれて、いろいろ話してるうちに二人共寝ちゃったんだよね。

涼ちゃんの家では、誘拐されたのかっておばさんたちが必死で探してて。

見つかった時涼ちゃん、おじさんにめちゃくちゃ怒られてた。

真っ赤なほっぺたが痛そうで、悪い事したなって反省したよ。


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