月に、想う LAST LETTERのレビュー一覧
4.0
この作者は人の表情や心情を描き出すのがうまい。鮮烈な思いや儚い思い、水彩絵の具のように淡く柔らかく描く。が、わずかに足りない要素があるとしたらそれは、演出。
絵をよりよく見せるには額縁に飾るべきだが、作者の絵はスケッチブックに描かれたままだ。もったいない。
人の表情、心情を描き出すように、それに相応しい風景を描写する。その風景に、動きを、心境を混ぜ合わせると、不思議なくらい奥行きが生まれる。
この作者に必要なのは、しつこさだ。描いた絵をいっそう映えるものへ押し上げる手法――自己演出。物語という子を持つ、作家の務めだ。自分の子供がどんな額縁に飾られればよりすばらしいものになるか、作家はプロデュースしなくてはならない。
画材も題材もテクニックもいい。あとはそれらが最も活かされる装飾を与えれば、スケッチブックの絵は芸術になる。
この作品は、「月に、思う」という作品と連動しています。 よって「月に、想う」という作品と一緒に読んでみると、またいっそう感動が深まると思います。 この作品では、彼女から彼に宛てた手紙が登場します。 手紙には、彼と彼女の思い出が綴られており、また、彼のことを気遣う彼女の思いが込められています。 彼女の手紙を受け止めた彼が、どんな想いで月を見上げるのか。気になる方は是非、読んでみてください。
この作品は、「月に、思う」という作品と連動しています。
よって「月に、想う」という作品と一緒に読んでみると、またいっそう感動が深まると思います。
この作品では、彼女から彼に宛てた手紙が登場します。
手紙には、彼と彼女の思い出が綴られており、また、彼のことを気遣う彼女の思いが込められています。
彼女の手紙を受け止めた彼が、どんな想いで月を見上げるのか。気になる方は是非、読んでみてください。