恐怖話






3ヶ月前、高校生の僕は夏休み沖縄の親戚の叔母さんの家にきていました。









と、いうのも一昨日の水曜日に叔母さん家のお爺さんがなくなったからだ。




進学校に通っていた僕は正直、学校を休んでまで葬式には参加したくなかった。






お爺さんといっても面識は薄く顔もピンとこないほどだ。





お葬式は今日と明日の二日間。
僕は哀しむというよりも授業についていけるのかが心配でならなかった。
だから僕は親戚一同がお爺さんの遺体の側でうつむいている時に一人で隣の和室で数学の二次関数とグラフをもくもくと解いていた。





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