僕達の空





眩しい太陽の光をさえぎるように私は目を瞑った










暖かい陽気にウトウトし私が眠りに入ろうとした瞬間










―――バタン

と大きな音に驚き

「ひゃあっ!!」


私は扉の音に飛び起き変な声を出してしまった


「はははぁー

何だその声。驚きすぎ!」


男の子が私の変な声に


笑っていた。





「何?君もさぼり?」



男の子が笑いながら私に


聞いてくる




私は男の子を無視して



また横たわった


「ちょっとシカトしないでよー」





私は男の子の質問にまた無視し寝返りをうつ



ドカ―――




すると男の子は


私の隣に横たわった



男の子の行動にびっくりした私は


「何?」

と愛想ない声で尋ねた。




「冷たいねー君


さぼりはいけませんよ!」


『あんたもさぼりでしょうが』

と私は心のなかでつっこんみ

私もまた寝転んだ


起きてここから離れようと


思ったけれどなぜだか


その男の子の側を離れなかった




「空・・・」

男の子がポツリと呟いた





























































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