幸せのカタチ☆おさななじみ☆


てのひらに


握りしめていたはずの



しあわせ



さらさらと



砂のように


こぼれ落ちてゆくのを



かんじている





だけど



しっかりと


握りしめていた



このてのひらの中



ちいさな


ちいさな



ほんのちいさな





だけでも



残っているのだとしたら



せめてそれだけでも


こぼさずにすむように



守っていたいんだ




それが


あたしの



しあわせ


に繋がるのだと信じて




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