レヴィオルストーリー3
ユーリらと別れ、廊下を歩く。
あの後レイの執務室に行ったが、彼女は見当たらなかった。
今日は特に城を出る予定もないと朝聞いていたので、どこかにはいる筈。
が、さすがに城内を探すとなると骨を折ることになりそうだ。
(位置断定…いやでもむやみに魔法は使うなってメディンさんに怒られるか)
あの師匠は怒るとめちゃくちゃ恐い。
思い出して少々苦い顔をし、アレンは溜め息をついた。
「……先にユーリの方調べるか」
もしかしたらレイは買い物にでも出掛けたのかもしれない。
自分も仕事があるが、幸い会議は今日はもうないし。
(今日の夜に部屋で言おう)
その方が二人っきりになれる可能性は高い。
そうと決まれば、とアレンは方向転換して図書室に向かった。
あそこには大量に本がある。
その最奥には勇者しか見れない物も。
(調べて確認してから手紙を出して…、)
考え込みながら歩くアレン。
いつの間にか階段も無意識に降りていたのか、図書室に着いていた。
多少自分に驚きながら中に足を踏み入れる。
あの後レイの執務室に行ったが、彼女は見当たらなかった。
今日は特に城を出る予定もないと朝聞いていたので、どこかにはいる筈。
が、さすがに城内を探すとなると骨を折ることになりそうだ。
(位置断定…いやでもむやみに魔法は使うなってメディンさんに怒られるか)
あの師匠は怒るとめちゃくちゃ恐い。
思い出して少々苦い顔をし、アレンは溜め息をついた。
「……先にユーリの方調べるか」
もしかしたらレイは買い物にでも出掛けたのかもしれない。
自分も仕事があるが、幸い会議は今日はもうないし。
(今日の夜に部屋で言おう)
その方が二人っきりになれる可能性は高い。
そうと決まれば、とアレンは方向転換して図書室に向かった。
あそこには大量に本がある。
その最奥には勇者しか見れない物も。
(調べて確認してから手紙を出して…、)
考え込みながら歩くアレン。
いつの間にか階段も無意識に降りていたのか、図書室に着いていた。
多少自分に驚きながら中に足を踏み入れる。