レヴィオルストーリー3
今度こそ別れの挨拶。
それらを交わしてヴァンヌらの隠れ家から出ると、夫婦は外にまで見送りに来てくれた。
手を軽く振り別れて、アレンとルネの二人は帰路につく。
その背中が見えなくなるまで、ヴァンヌはずっとその手を振り続けた。
そして、辿り着いた皇居で。
「…………………。」
「…………………。」
「…………………。」
「…………………。」
ピリピリと張り詰めた空気。
イライラと揺れる長い足。
…帰ってきて早々不機嫌なアレン。
お留守番組だったイルとマケドニスとルティの三人は、皇帝が与えてくれた部屋の隅っこで縮こまっていた。
ああいうアレンは触発しない方がいい。
経験からそう知っている三人は、アレンの横に突っ立っているルネの方を呼び寄せる。
「ちょっとルネ、なによあれっ」
「なんであんな不機嫌なんだよ」
「石は?ないのか?」
一気に質問されても知らん顔なルネは、ちらっとルティを見て「ない」とだけ呟いた。
その言葉に愕然とする三人。
なんで?と囁いたイルに、ルネはゆるゆると首を振った。
それらを交わしてヴァンヌらの隠れ家から出ると、夫婦は外にまで見送りに来てくれた。
手を軽く振り別れて、アレンとルネの二人は帰路につく。
その背中が見えなくなるまで、ヴァンヌはずっとその手を振り続けた。
そして、辿り着いた皇居で。
「…………………。」
「…………………。」
「…………………。」
「…………………。」
ピリピリと張り詰めた空気。
イライラと揺れる長い足。
…帰ってきて早々不機嫌なアレン。
お留守番組だったイルとマケドニスとルティの三人は、皇帝が与えてくれた部屋の隅っこで縮こまっていた。
ああいうアレンは触発しない方がいい。
経験からそう知っている三人は、アレンの横に突っ立っているルネの方を呼び寄せる。
「ちょっとルネ、なによあれっ」
「なんであんな不機嫌なんだよ」
「石は?ないのか?」
一気に質問されても知らん顔なルネは、ちらっとルティを見て「ない」とだけ呟いた。
その言葉に愕然とする三人。
なんで?と囁いたイルに、ルネはゆるゆると首を振った。