遠い想い、君への言葉



デコボコで、下り坂や上り坂だらけの僕の道。


前を向くと高い壁が立ち並んでいた、一本道。


だけど、平坦な道に変化して、前にあった壁も奇麗に壊されていた。





一気に、僕の進むべき道が拓けた。









………そんな妄想が、その時、僕を支配していた。


ランナーズハイのような状態で、僕は夢見気分で、ただ、ただ、ひたすら走り続けた。
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