イケメン親子に恋をする【超短編】
ピンポーンとチャイムを鳴らせば、足音が聞こえる。



あと少しで初めての会話に胸が高鳴るのを感じた。



ガラガラ



「どちら様ですか?」


葉月家の長男らしき人物が、あたしに話し掛けて来る。



「あの、隣の家の者です!回覧板です!」



「あ…篠塚さんの娘さんですね?」



かっこいい!!優しそうな人だし!!



「あ…はい!!」



「わざわざありがとうございます」



優しい笑顔を浮かべて頭をペコリと下げる。



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