【子供に読み聞かせたくない童話】かなしいピエロ
「わたしはかわりに、つなわたりをおしえてあげるから」
「えっ!?」
「ね? これならおあいこでしょ?」
とつぜんのしょうじょのはっそうに、ピエロくんはこんわくしました。
「で、でも、ぼくがつなわたりなんて…」
「だいじょうぶよ。やさしくおしえてあげるから。ねっ?」
「………」
「わたしはつなわたりをおしえているあいだに、ピエロくんの“げい”をもらうから」
「………」
「ねっ? これならいいでしょ? はいっ、きーまりっ!」
ピエロくんは、あどけなくわらうしょうじょのかおをみて、なにもいえなくなりました。
「えっ!?」
「ね? これならおあいこでしょ?」
とつぜんのしょうじょのはっそうに、ピエロくんはこんわくしました。
「で、でも、ぼくがつなわたりなんて…」
「だいじょうぶよ。やさしくおしえてあげるから。ねっ?」
「………」
「わたしはつなわたりをおしえているあいだに、ピエロくんの“げい”をもらうから」
「………」
「ねっ? これならいいでしょ? はいっ、きーまりっ!」
ピエロくんは、あどけなくわらうしょうじょのかおをみて、なにもいえなくなりました。