Cherising!!〜郁&早紀〜

どんなにみんなから、離れていても…。


郁は、あたしを必ず探してくれる。


不思議な安堵感が、あたしを取り巻いた。


あたしは手を伸ばして、郁の背中に触れた。

「ん?」

「…ちょっとだけ、いい?」

「いいよ」

微笑んだ郁。

ほんとはもっと触れたいけれど。

今はこれで十分。


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