涙恋~RUIRENの魔法~
~DEAR~
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ゆうちゃん


どうしてこんな手紙を書いてるのかしら
私の未来は
ゆうちゃんとベイビーと明るくあるはず。
だからこのノートは
絶対、ゆうちゃんの目に入るわけない
そう信じて・・・・


でも どうして私はノートを書いているの?
それは
少しでも罪悪感から逃れたいから
私がどんなにゆうちゃんを
愛しているか


私の愛を書き留めたかった。
そして真実を書き留めたかった。
どんなにくるしんだか
ゆうちゃんに知って欲しい気持ちもあったの。



ねぇ・・・・ゆうちゃん

つらかったわ。
ゆうちゃんが変わっていくのが・・・・
気がつかないふりは
地獄だった。

ゆうちゃんは優しかったね。
私以外の人を
その瞳は見つめているって
私がわからないように必死だったね。


私はしってるのに・・・・・
ゆうちゃんが苦しんでいること。



あの子を始めてみたのは
妊娠を知ったあの日
電車のドアにはりついて
穴があくほど
こちらを見ていた。


最初は、気のせいかなって思ってた。
だけど
あの必死な目が気になって
しかたなかった
あの日私は幸せの絶頂にいたから
ゆうちゃんの子供を授かったて

ゆうちゃんが私を迎えにきてくれたよね~

「いつ?信じられない~
嬉しいな~夢のようだよ。
ありがとう・・・・」

あの日のゆうちゃんは
私だけのゆうちゃんだった・・・・


でもそれから
あの子を見かけるようになった。
ゆうちゃんと出かけると
見かけることが多くなった。
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