涙恋~RUIRENの魔法~
友達
奈楠は私が行くととても
喜んでくれた。


奈楠には
私のやった愚かなことだけは
言えない。


病気と闘っている人に失礼だ
改めて私は恥じた。


「治療がつらい・・・・
イライラして周りにあたってしまう。」
奈楠は自分でもよく理解していた。


やっと想いが通じて
彼が支えてくれるのに
こんな私は
可愛くないよね


そう言って沈んだ顔をした。



「そう思うなら謝らなくちゃ。
彼も傷ついているよ。
私だって傷つくもの・・・・・
ユウくんが元気なくて
辛い顔していたら・・・・・・
支える人の気持ちはね・・・・・・
痛みや苦しみはわからないけれど
だから辛いの・・・・・
わかってあげたいっていつも
思っているから。」


自分と優を重ね合わせた。


奈楠はわかっている・・・・・・
そんなことは


ただつらいだけ・・・・・・・


私は奈楠を抱きしめた。


「辛いんだもん・・・・・
苦しいんだ・・・・・
逃げ出したい・・・・・」



奈楠は泣いた。



「わかるよ・・・・・
でも・・・・
耐えなきゃ・・・・・・・」



「だって、治療しても死ぬかも・・・・
そしたら
私はずっと可愛くない女になって
芳樹に嫌われて・・・・・
でも芳樹は必死で私のそばにいるけど
私が死んだら
きっときっと
ほっとする・・・・・」



「奈楠・・・・・」


「そんなこと言わないで・・・・・・
どうして彼を信用してあげないの?
かわいそうだよ。
あなたがユウだったら
私悲しいから・・・・・・
愛って信じることでしょう?」
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