涙恋~RUIRENの魔法~
修学旅行はもうすぐで
水着はどうする
私服はどうすると
頭が一杯だった私は一気にパニくってしまってる。



「亜恋ちゃん~」


待ち合わせしていた加恋がニヤニヤして
近づいてくる。


 うわ…この子聞いてた?


「圭って、亜恋ちゃんが好きだったのね~
びっくりしたわ~」


 やっかいな・・・・・


「圭も、告られても絶対付き合わないで
有名だったけど、そっか、そっか~
亜恋ちゃんが好きだったか~」


「修学旅行の自由行動は、
圭のために一肌脱ぐかな~」


「加恋ったら・・・
私はまだ・・・・そんな気にはなれないわ。」


「いつまでもそんなんだから
みんな迷惑するよ。
また圭に告って断られる子の
身になったら~
そっか~圭がね~」
加恋はなぜかうれしそうだった。


「亜恋ちゃんと圭
私と愛斗・・・・・
素敵な組み合わせでしょ?
なにかが起きそうな
修学旅行だな~~~」



加恋に知られたことで
不安になった私だった。
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