鏡の中の彼と彼女  ~第一章~
「ありがとう香織」

手を頭に移してポンポンと撫でた


「香織、かなり遅い時間になってしまって、しかもワイン飲んじゃったから送れなくなった。良かったら泊まってって」

時計を見たらかなりの時間が経っていた

電車も走っていないし…でも男性の部屋に泊まるのは…


香織は悩んでいた
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