間違い電話 ~もう一つのお話~
俺達は両思いになれた。



まさか、こんなどんでん返しが待っていようとは思わなかった。


美優が好きなのはユウさんだと思ってたし、


俺はフラれる覚悟でここにきたのだから。



美優がマサルを好きだと聞いた時、


嫌われるかと思った。


理由はともあれ、俺は美優を騙していた事になる。


それでも、美優は俺を好きだと言ってくれた。





「もうそろそろ帰る?」


「うん・・・。」


俺と美優は駅まで歩いた。




「ねぇ、マサルさんの時の優一、いつもと全然違うけど。」


「ふふっ。そうだな。頑張って大人の男演じてたからな。」


頑張って演じていたのは事実だけど、


素直になって話せたのも事実だよ。


「これからは幸せにするよ。」


「ありがとう。」


「喧嘩も程々にしなきゃな。」


「くすっ、そうだね!」



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