藤色アイルランド

ジブリール重工本社へカチ込みじゃぁ!!~ドラゴントルネード~

「で・・・、問題はどうやってエンニオ氏を救出するかよねぇ~。フェレナンド、何か作戦ある?てゆーか指揮系統はフェレナンドに譲渡しちゃうねぇ~。」
えぇ~っ指揮は先生じゃなくてフェレナンドさんですか!でも、私としては・・・アリ!!
「我々の顔は知られてる可能性が高いな。姉さんは元十二宮で芸能人もやってるしな。ちるみは英雄で大魔女だ。知名度はあるだろうし俺は十二宮の一角、顔は当然知られてる訳だが、マレーンはジブリールの幹部ぐらいにしか顔は知られちゃいないだろうな。」
うぐっ!フェレナンドさんにそんな言われるなんて間違っちゃいないけどなんか複雑!
「だからだ。姉さんはジブリール本社西門を氷で塞ぎこれを設置してくれないか。俺は東門をぶっ壊すそしてちるみは魔法で姿を変えてだ、マレーンと正門から乗り込め。本作戦のキーは俺と姉さんだな・・・。俺と姉さんによる同時爆破でどれだけ敵の数を減らせるかってことだ。」
ヤ、それ言わなくてもわかるんだけど・・・。
「だが、やるっきゃない♪」
先生のこの一言で戦いは始まった。







ボムゥッ
西門と東門で同時爆発。社員に警備兵達はその多くが東西門へ。
今この手薄な正門を突破する!!
―って、みんな機銃持って歓迎ですか!!
「スィートキュートチルルット・チルチルルット・ルーレット☆ルーレット」
このスペルはちるみが魔法を使う時に詠唱するスペルな訳だが、魔法使うのにスペルの詠唱はしなくてもいいみたいなのにごくたまにちるみは詠唱することがある。てゆーかスペルは大魔法使いや大魔女クラスに固有に与えられ、詠唱しなくても使えるがその分力は落ちる、だがちるみや先生とその甥っ子と姪っ子は詠唱破棄でも力は落ちないらしい。
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