キスに恋して…1
「日曜日…俺、見たんだけど…森下、良平と付き合ってんの?」


ええ?見られてた?


男の声に教室の中にいる生徒達がこっちを見る


「あ…いえ…付き合ってません…」


「じゃ、何で良平と二人でいたの?」


私は答えに困って黙ったまま下を向いた


「付き合ってないならさ、俺と付き合ってよ…」


そう言うと良平の椅子に座って私を見た


私は何も答えられないままずっと下を向いていた






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