キスに恋して…1
直哉は私を1人にした


私が不安なの、わかってて1人にしたまま…


「一緒に帰ろう〜」


「1人で平気」


そう言って私は早く歩き出した


断ったのに後ろから直哉がついてくる


もう少し先には公園


私は来るかわからない良平を待ちたかった


「ついて来ないで」


「どうして?」


「直哉、方角こっち?」


「そうだよ」


返す言葉が見付からない







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