キスに恋して…1
放課後、私と葵は校門の前で少し話をした


「楓〜家どの辺?近く?」


「私、こっち…」


「あらら…反対だわ…残念だな〜私、いつも例の幼なじみと帰ってるんだけど、同じ方向だったら一緒にって思ってたのに〜」


「え?付き合ってるみたいだね!私にはそんな邪魔は出来ないよ〜」


「付き合ってないけど、周りはそう思うかも!でも、アイツ、いつも待たせるんだよね〜!」


「じゃあ、公認カップル?その幼なじみは付き合ってる気になってるんじゃない?」


「アイツ鈍いからな〜」


そう言いながら嬉しそうに笑う葵






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