無理矢理カノジョ!?
『プロポーズ!?』
『あぁ。』
『私がお嫁さんでいいの!?』
『おまえがいい!莉乃じゃなきゃだめなんだ!!』
『私と先輩じゃ釣り合わないよ!』
『おまえは可愛いくてスポーツ万能て、絵も上手いし釣り合わないのは俺の方だ。けど好きな気持ちに変わりわない!』
『先輩…。私、先輩のこと大好きだよ。けど心配なんだ。』
『その心配を俺が全部取り除くから。安心して。』
『うん。私、先輩のこと信じていいんだよね!?』
『おぉ。てか信じろ!!』
この1言で心が軽くなった。
『私、中井 莉乃になる!先輩のお嫁さんになる(^∀^)ノ』
先輩はすごく嬉しそう。
『今度はちゃんとした指輪渡すかんな(*^▽^*)/』
『うん♪』
『目、閉じて。』
き、来たぁ!
『うん…』
そっと唇に触れるだけの優しいキス。
そして顔を見合わせる。
『まだ、してもいい?』
そう言った、颯太先輩はいつもの優しい先輩ではなく見たことのない何か企んでいそうな意地悪な笑顔で見つめてくる。
それがまたかっこよく見える。