先生が好きです
私はようやく全てを把握した。

私たちの父親達が私たち2人切りに

してくれた。

「俺は4年前のパーティーで君を

初めて見たとき、好きになったんだ。

俺は遅れてきたので、君に挨拶は

出来なかったけど。そして父親に

頼んだんだ。君と付き合いたい。

いや結婚したいと言った。

本当は教師を辞めるのは最初から

決まっていた。父の会社は

長男の兄が継いで一緒に盛り上げて

行こうと考えていた。

しかし君に会ってどうしても結婚を

したかった。条件に出されたのが

婿養子だったのさ。俺は次男だし、

両方の会社にメリットだらけだった。

話はスムーズにいけた。

けどいきなり教師をしている俺が

許婚だったらビックリすると思って

黙っていてもらった。」

< 89 / 98 >

この作品をシェア

pagetop