パーフェクトな彼氏彼女
ジリリリリリ
無機質に響く、目覚まし時計の音。
「あ、なんだ…。やっぱり夢か。」
ベッドの上でつぶやく。
俺とレンちゃんが…ってそんなことあるわけがない。
でも、夢でも嬉しかったなぁ~。
もう1度、夢の世界に戻りたい。
学校に着いても、夢を思い出しては、1人にやける。
けど、現実を突きつけられて落ち込む…。
なんだか、文化祭の後から目を合わせてくれない気がする…。
気のせいかなって思ってたんだけど、今日ハッキリ分かった。
俺、避けられてる。