恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~
気象庁、各地の旅行のお客さん。

スナックと違い、美夕は水に合いいい仕事をしていた。

二時間で半端に電車やバスがなくなれば、足代で半分飛ぶし、何席もの梯は疲れるから、美夕他やる気のある数名は、必ず延長三時間に、チップを一人一万ずつ貰っていた。

規則でチップは山分け。
仕事しない子にわける悔しさ。

「チップを頂きました!
皆さんあの方にお礼を言って下さい。」
と、言うと女の子皆が回るので、負けじとチップが飛ぶ。(作戦)

「美夕ちゃんにあげたのに山分けなの?
可哀想。」

と、皆が別に制服の袖にチップを隠し入れてくれる。(計算)

仕事を頑張る子にはそれなりの見返りをあげたい。

「これを一気して買ったら、チップ一万あげる!
挑戦者は?」

まず、高知生まれのアヤちゃんが手をあげる。

もちろん勝ち。

飲みすぎて、

「美夕ちゃん!見て!見て!
痛いと思ったら、押しピン2個足の裏に刺さってる~。」

「痛くないの!?」

痛くないと、笑って歩いて行った。
< 169 / 245 >

この作品をシェア

pagetop