恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~
「何しに来たの!?」

「近くまで来たから挨拶しに。」

「そんなのいいから帰ってよ!
近所の人が何かと思うわ!」

「開けて下さい。」

「何言ってるの!?
お風呂に入ってるのに出られるわけないでしょう!?」

「ちょっとだけ、ちょっとだけ顔見たら帰ります。」

耐えかねて粉雪はパブの店の子に電話した。

「ごめん、タケルにやめさせるから。」

それから一日も安心できないまま一ヶ月が過ぎた。

怖かった。

いつも見られている気がした。

何度か、

「粉雪さんがさせてくれないから、風俗通いしてサラ金に50万借りた。」

とか、電話があった。

「最低!
そのうちヤクザに殺られても知らないわよ!
お母さん一人でしょ?
住めなくなるわよ?
しっかりしなさい!
あなたとはもう友達でもいられない。」

そして……

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