恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~
所長と二人、営業所にいる時は至福の時であった。

「お茶入れてくれる?」

『はぁ~い!』

「おいしいよ!」

二人でついたての陰で窓から外を眺めたら、白い雲が風に流されて、それを一緒に見ているだけで幸せで一杯だった。

『綺麗ですね!』

「そうだね。
……仕事行って来なさいよ……。」

『ええっ!
私営業所が好きなんです!』

「だ~め。行って来なさい。」

後ろ髪を引かれながら、百合は嫌々ながら、一応やるべき仕事はやって、営業所に戻ると生き生きした。

そんな毎日が流れていた。



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