秘密な時間
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注意通りもっと気をつけておけばよかった
莉子は私達の仲に気づいてしまった
そして、今日私は莉子の“こわさ”をはじめて知ったんだ
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今日、私の教習が終わった後…
中山さんが私に近づいてきて、話かけてくれた
「松永さん」
「はい?」
寒そうに身体を小さくしながら、小走りで近づいてくる
その姿に喜びが溢れ、笑顔が零れる
「中山さん、どうしたんですか?」
ポン…
キャー中山さんの大きな手が頭に―
「どうしたじゃねーよ。何で連絡よろさね―んだよ」
「え?だってまだ罰ゲーム思いついてないもん」