秘密な時間



ベッドの中



私の掌の中で



携帯がピンクに光り、震えだした



その時はもう夜中で、私はいつの間にか眠っていた



けれど

震えだした携帯に私は飛び起きた



鳴り終わった携帯を見つめる



夢じゃないよね?



心臓がドキドキしてる



携帯をゆっくり開く



受信フォルダーを開くとそこにあった名前は…




“中山晴希”




嬉しさが込み上げる



1人でニヤケてる私は変な人かな?



ベッドの上で正座をしてメールを開く



【夜中にごめん

メールくれないんじゃないかと思って携帯見ないようにしてたんだ


あの時俺の言った事やっぱり聞いてたんだな


俺はお前に謝らなきゃならないな】




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