秘密な時間



「もう、馬鹿!鈴木さんなんて無視すればよかったのに!!」




「由利に言われなくてもわかってるよ。本当に俺は馬鹿だ」




「そんなこと言っててもしょうがないでしょ!とにかく莉子探さなきゃ!!」




「深雪、ちょっと話あるんだけど今いい?」




「祐介ぇ~、今から莉子探すのごめんね。よかったら祐介も手伝って!その後ならいくらでも話聞くよ」




「え?莉子?莉子ならさっきあっちに行ったよ」



「え!?どこ!?」



「あそこを曲がってすぐにある壁の陰だよ」




「祐介ありがとう!」




「ありがとう祐介!じゃ、俺行くわ」




「うん!、頑張っておいで~」




走りながら私達に向け手を振る幸太



幸太頑張ってね!





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