秘密な時間
「中山さん!」
「おう!」
「本当にお願いしてくれるんですか?」
「お前が望んでる事だからな。でも今日はドライブするだけだぞ?」
「……///」
「わかったか?」
「はい…」
「うん、じゃ行こう」
…………………………
「お母さん!こっち来て!」
玄関まで来たお母さんは
「あら、どなたですか?」
「夜分にすみません。私中山晴希と申します。この度は急なお願いで申し訳ありませんが、30分だけお嬢様をおかりできませんでしょうか?この辺りをドライブするだけですのでお願いします」
「……そうですか。30分で帰していただけるんですね?」
「はい」