秘密な時間



こんな些細だけど幸せな会話をして、さっきのお姉さんに注文をした



私も中山さんも1番シンプルなハンバーグセットを頼んだ




右手を軽く挙げてお姉さんを呼ぶ中山さんはすごくかっこよかった…///




……………………………



「そうだ。お前最近教習所来てないだろ」




「…うん、ちょっとね!」




「駄目だろ。ちゃんと来ないと卒業できないぞ」



「ごめんなさい…」




「明日からはちゃんと来るように。いいか?」




「はい…」




私の頭を撫でながら言う中山さん。



優しい瞳に大きな手




私の胸はドキドキしだして、なんでも言うことを聞いてしまう






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