秘密な時間



「だって…私まだ怖い中山さん見たことないから…」




なんだそれ(笑)




「ふーん、…ちょっと変わった考え方だね(笑)」



「そッ、そうですか?」




「うん、普通そういうの聞くと先入観とかできるでしょ!?」




「あッ、そうかも…」





「ふッ(笑)、そうだよ。…でも俺、ちゃんとやってくれれば怒んないから頑張って」




「あッ、はいッ!!」





……………………



こうやって始まっていった1時間



俺に何度も向けられる彼女のあの笑顔



あの笑顔に俺は何度も癒されていた



彼女といる時は疲れも苛々も感じなかった





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