鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
縮まる距離
「落ち着きましたか?」


微笑んでコップに水を入れ持って来てくれた


「…ありがと。恥ずかしいな、香織にこんな俺見られるなんて」


香織は横に首を振った


「嬉しいですよ。あの啓吾さんの弱った所見れたんですからオーナーに言っちゃおうかなフフフ」


これが香織の優しさ重い雰囲気をサッと変えてくれる。だから楽な気持ちになれる


「そんな事言うと」

啓吾はニヤッとと笑って香織を見た


「えっ」


(グイッ)
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