鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
「改めて。俺、海藤修夜」


「藤崎啓吾だ」


それから修夜は変わった


優しい雰囲気はあったが前のように笑顔を振りまく事もなく

俺は元々目つきも悪く無口だったから


この俺とつるんでいるから必然的に修夜に近寄る人間は少なくなっていった
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