【実話】星になったキミへ
私は、コートを羽織ると、健の家へと向かった。



どうしようもなく、健に逢いたいよ……。



健の家に着くと、インターホンを押す前に、電話をかけた。



もしかしたら、留守かもしれない。



トゥルルル…



「もしもし。」



「もしもし、健??今、どこ??」



「家に居るけど…。」



よかった。



「今ね、健の家の前なんだ。」



「マジで??入って来ていいよ。」



「わーい。ありがと!」



部屋に入ると、くつろぎムードの健。



「よう、りん。どーしたの??」



「なんか、健に逢いたくなって。」



「ま、こっち来いよ。」



「うん。」



健の隣に座ると同時に、また携帯が鳴った。



゙ん、もう!しつこい!!″


私は、電源を切った。



すると、健が、



「取らなくていいの??」



「いいの、いいの。知らない番号だし。」



「ふーん。」



そう言うと、健は、私の体を触り始めた。



゙えっ!?なんで!?″



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