例えば、それが奇跡なら…
看護婦さんが入ってきた。

「あれ?どうしたんですか?」

「ううん、何でもないの。ただ前を通ったから一応熱測っておこうと思って。」

「え?あ、そうですか‥」

柚葉には意味が分からなかった。もう夜になるのに‥。

「柚葉ちゃん、彼とか好きな人いないの?」

熱を測りながら看護婦は聞いた。

「最近よく聞かれる質問だな〜!いないですよ〜!」

「そうなの?柚葉ちゃん、カワイイのに!」

< 26 / 158 >

この作品をシェア

pagetop