-君に愛してると言いたい-



堪らず、真知子のアパートへと向かった。
実は…、真知子の両親は早くに亡くなり、真知子は高校からずっと一人で暮らしてきた。



何度も来た、このアパート。



3階まで駆け上がり、真知子の部屋をノックしてみる。
インターホンを鳴らしてみる。


いないのか?




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