蜜愛

『どうも、どうも~!』

旦那は昔からの知り合いだったかのような口ぶりで彼らに話しかけ、いとも容易く輪に加わった。


蜜柑はすっかりあちらの息子さんの隣ですでにイカも肉も食べている。

仕方なく私も、ウェットティッシュやら、食材やら運び、奥さんと旦那の間に腰を下ろした。


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