蜜愛

『清めろよ……きよめてやるよ!!ほら、こいよ……』



あたしの足元に、
波が高さを増しては打ち寄せ

足元の砂を奪う。

ズブズブと埋もれるように、足がとられて

抗うこともできずに、

シンは、あたしを連れて行く。

もっと

もっと

深い方へと。


もう、腰まで深い。


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