蜜愛

気持ち悪い?

とんでもない。

隠れてこっそり見てくれていたんだ。


だから俺は、

本当に安心して

コトに没頭できた。


『――もう、セイタはいっつもこうなんだから……』

俺の唇の横についた米粒を、母さんが自分の唇に運ぶ瞬間。

俺は子供の頃からいつもドキドキした。

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